プランの紹介

ChatGPTのプランは、2026年9月時点で個人向けが4つ、法人向けが2つあります。

なお、OpenAIの日本語の料金ページでも、金額はドルで表示されます(2026年9月7日に確認)。実際に請求される通貨と金額は、申し込みの画面で表示されますので、契約する前に必ずお確かめください。

個人向け

  • 無料版 … 0ドル
  • Go … 月8ドル。このプランには広告が表示される場合があります
  • Plus … 月20ドル
  • Pro … 月100ドル~。使える量がPlusの「5倍」と「20倍」の2段階があります。

法人向け

  • Business … 標準シートが1人あたり月20ドル(年払いの場合。月払いは月25ドル)。プレミアムシートは1人あたり月100ドル(年払いの場合。月払いは月125ドル)。2名から契約できます
  • Enterprise … 個別見積もり。営業への問い合わせが必要です。最低人数や契約期間の条件は個別に示されるため、規模の小さい会社では条件が合わないこともあります。

会社で使うなら、見るべきは値段ではありません

上位プランほど、使える回数が増え、新しいモデルが使えます。ただ、会社として判断するときに重要になってくるのは、回数ではありません。

① 入力した内容が学習に使われるかどうか

AIは入力された内容を自身の改善のためにデータとして学習していくのですが、設定でオフにすることができます。個人向けと法人向けでは、この部分の初期設定が異なります。

  • 個人向け(無料版・Go・Plus・Pro) … 初期状態で学習に使われます。設定でオフにできます
  • 法人向け(Business・Enterprise) … 初期状態で学習に使いません

社員それぞれが個人プランを使っている場合、全員が自分でオフにしているかを、会社は確認できません。法人プランは初めから学習に使用しない状態に揃っています。

(AIのセキュリティについては別の記事でまとめています)

② 退職したときにアカウントを止められるか

法人プランには管理画面があり、誰がアカウントを使用しているかを会社が把握でき、メンバーを追加・削除できます。

個人プランは社員個人の契約なので、退職しても使用を止められません。退職者が普段の業務で使用していた場合、退職者のアカウントに会社情報のやりとりが残ったままになります。人が入れ替わりがある会社の場合、このセキュリティリスクはより大きくなります。

※なお、管理者が会話の中身まで見られるかどうかは、プランによって異なるため契約前にプランの詳細で確認が必要です。

③ 支払い方法

OpenAIの案内では、Go・Plus・Pro・Businessは主要なクレジットカードで購入する形になっています。請求書払いなど別の支払い方法については、Enterpriseで営業に相談が必要となっています。

カード決済を使わない方針の会社は、事前に決済手段の確認が必要になります。

まず試すなら

いきなり全社で契約すると、余計なコストがかかることがあるため、まずは下記のように段階的に使用していくことをおすすめします。

  1. まず1人が、無料版で1〜2週間使ってみる。 自分の仕事のどこに使えそうかを確認する。(経営層など信頼できる人員が望ましい)
  2. 足りないと感じたらPlus(月20ドル)に上げる。 上限に当たる、あるいは使いたい機能が無いと感じたときで十分です。
  3. 会社として複数人で使うと決まったら、Businessを検討する

2の段階で「思ったほど使わなかった」となることもありますが、それも自社の仕事に合うかどうかがわかったという収穫です。いつでも解約できますので、先に大きく契約する必要はありません。

気をつけること

① 無料版でも、かなりのことができます

「無料版だから使い物にならない」ということはありません。文章の下書き、要約、調べものの下準備は無料版でも十分こなせます。

まず無料版で、自社の仕事に合うかどうかを見てください。合わなかった場合に、お金を払ってから気づくリスクを減らせます。

② 個人プランで会社の仕事をするなら、設定の確認が先です

Plusを自分で契約して仕事に使う、という形は多いと思います。その場合、必ず設定 → データコントロール で学習利用をオフにしてから使ってください。

③ 料金も内容も変わります

プランの構成と料金は、この1年でも何度か変わっています。契約する前に、そのときの料金ページをご自身で確認してください。この記事の数字は2026年9月時点のものです。

次の一歩

社内で使うかどうかを決める前に、この2つを確かめてください。

  1. いま社員が個人アカウントで仕事に使っていないか。 使っているなら、まず全社で設定の確認が必須です。
  2. クレジットカードで払えるか。 請求書払いしか使えない場合、Enterpriseで営業に相談することになり、条件が合うかは個別の話になります

社内活用のために気を付ける観点を確認しながら進めていきましょう。

出典